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国際招待レース

ジャパンカップダートはもちろん「国際招待レース」であり、ジャパンカップと同じような位置づけで行われる、GIの中でもより格調高いGIであるはずです。
「はずです」と思わず言ってしまったのは、はたしてこのレース、それほど格調高いと言えるのだろうか、と疑問に思えてならないからです。
というのも、これまで行われてきたジャパンカップダートには、「ビッグネーム」とされるアメリカの強い馬が1頭もやってきていないからです。
しかし考えてみればそれもそのはず、なぜならば、2011 有馬記念予想11月〜12月にかけて行われるジャパンカップダート、これは完全にアメリカのオフシーズンに差しかかっているからです。
10月に行われるブリーダーズカップが終わってしまえば、ジャパンカップダートなどに用はない、というのが「強い馬」たちの陣営の本音なのです。
ただでさえ、上記のような時期的なズレがあるところにきて、現在ジャパンカップダートは右回りで行われる阪神開催というのも、アメリカ馬が集まらない理由があります。
というのも、アメリカのダート競馬は基本的に平坦コースの左回りで行われるからです。
阪神競馬場のような右回りかつ起伏に富んだコース形態というのは、アメリカ馬にとっては大きな不利になるのです。
アメリカ馬招致が不調な理由はこれだけにとどまりません。
ダート競馬と言えば、本場アメリカのブリーダーズカップ・クラシックと、世界最高賞金のドバイワールドカップということになりますが、近年これらの注目レースが、ダートコースではなく、オールウェザーコースで行われるようになりつつあることもあげられるのです。
その意味では、創設10年そこそこにして、早くもジャパンカップダートは苦しい立場に置かれてしまったと言わなくてはなりません。

 
 
 

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